女性特有の病気

卵巣がんとは女性特有の疾患で、卵巣に発生する悪性腫瘍の事を言います。卵巣は卵子を作るという役割を持った器官で、女性の腹部の左右に存在します。卵巣に腫瘍が出来る事自体は、決してめずらしい事ではないです。しかも、その多くが良性の腫瘍です。しかし、20%程度の割合で悪性の腫瘍が発生してしまう場合があります。 一言に卵巣がんと言っても、いくつかの種類があります。卵巣を覆う粘膜に発生する上皮性、卵子のもととなる細胞に発生する胚細胞性等が有名です。 初期の卵巣がんは自覚症状が少ないという特徴があります。それから進行すると、下腹部のしこり、腹部に圧迫感を感じる、尿が出にくくなる等の自覚症状が出てきます。ただ、これらの症状が出てくるようになると、卵巣がんがだいぶ進行している場合も少なくないです。早期発見のためには、定期的に検査を受ける事が大切です。

卵巣がんの治療方法としては、化学療法が行なわれる事が多いです。化学療法とは、一般的には抗がん剤治療と呼ばれる治療方法です。静脈注射等で抗がん剤の投与が行なわれます。卵巣がんは、この抗がん剤が比較的効きやすい事で知られています。 それ以外の治療方法としては、放射線治療や手術といった方法があります。放射線治療は、以前から補助的な治療方法として用いられてきました。最近では、脳や骨等への転移による症状を緩和するために用いられる事が多いです。 手術は患部を摘出するという方法なので、ある程度の効果は期待出来ます。しかし卵巣を摘出するとなると、場合によっては将来に出産が不可能になる事もあります。そのため手術を選択する際には、医師としっかり話し合う事等が大切になります。

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